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早田 邦久
第20回原子力安全研究総合発表会講演要旨集, p.71 - 82, 1987/00
TMI-2事故以後ヨウ素の化学形に関する疑問に端を発し、シビアアクシデント時のソースタームについて多くの実験と検討が行われている。近年のチェルノブイリ事故は、さらにこのようなソースターム評価の重要性を認識させる一因ともなった。これまでに行われた研究の結果、WASH-1400の評価当時の技術レベルから評価手法は格段に進歩したものの、不確実性の大きい分野で明らかになってきている。今後は、こうした不確実性の大きい分野の研究が実施されることになろう。本報告は、ソースターム評価の研究の現状と課題をまとめたものである。